お笑い番組において「物まね」と言うジャンルは、いつの時代も面白い芸ですが、土八戦争中も、フジテレビのオレたちひょうきん族でのコントなどは、物まねのオンパレードといってもいいと思います。
そんな中、お笑い番組としては、ある意味頂点を極めていたのは、フジテレビの「爆笑!スターものまね王座決定戦」のシリーズだったと思います。
この番組からは、多くのスターが誕生しました。
特に、「物まね四天王」と言われた、「コロッケ」「清水アキラ」「栗田貫一」「ビジーフォー(グッチ裕三、モト冬樹)」は、圧巻でした。
コロッケは、その顔芸を駆使したデフォルメされた物まねに定評があり、清水アキラは、セロテープを使った研ナオコや五木ひろし、村田英雄などで人気をあり、栗田貫一は、甲高い声を活かした細川たかしやルパン三世が評判で、ビジーフォーは、2人の掛け合いと歌の上手さが持ち味でした。
それまでは、どれだけ似ているかを競っていた物まねと言う芸に「デフォルメ」と言う要素が加わり、似ているのかはさて置き、似た雰囲気をどう作りだし、ネタとしてどう落とすのか?と言う新たな境地を切り開いたと思います。
確かにそんな動きをしているが、そこまでと思う様な動きや歌い方、栗田貫一が持っている「もしもシリーズ」んどは、典型だと思います。
学校でも、四天王のやる芸を真似る男子が沢山いました。
また、それまであまり知らなかった芸能人や有名人が物まねをされる事により復活するケースもありました。
典型は、「美川憲一」だと思います。
少し、鼻にかかった高い声で名前を言うだけの物まねを幾度となくみました。