1985年のプラザ合意から始まった「バブル景気」は、1980年代の全ての分野に影響をもたらしました。
残念ながらバブル時代はまだ学生だった為、その恩恵を受ける事はありませんでしたが、話に聞く当時の世相は、常軌を逸してたと思います。
まずは、タクシーですが、全くつかまらなかったそうです。
映画「バブルへgo!!!」に描かれている様に本当にお札を振ってタクシーを止めたと言う逸話があるそうです。
接待費は、本当に湯水の様に使っていたそうです。
領収書さえ添付すれば何でも通ったとは、先輩の言葉です。
実際に、六本木や銀座などでは、クラブやディスコなどが盛況でしたし、伝説の「ジュリアナ東京」も本当に実在するディスコだったのです。
今の感覚からすれば、「お立ち台」なるところに登り体にフィットした衣装に下着が見えるミニ、大きな扇子と意味が分かりませんが、それを夜な夜な振って楽しんでいたと言います。
テレビでも「荒木師匠」と言われるお立ち台ギャルが持て囃される時代でした。
フジテレビの「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」でも豪華なセットを組み、派手な演出も沢山ありました。
また、海外でも多くの土地や建物、美術品を買いあさっていたのはこの時期です。
1989年に株価が30,000円を大きく超え40,000円に届くかと言う時が正に絶頂だったそうです。
また、その様な時代が来るのでしょうか?