明石家さんまと言えば、今では「お笑い怪獣」などと呼ばれているがオレたちひょうきん族の時は、まだまだそこまで認知度が関東ではなかったと思います。
因みに、明石家さんまの本業(?)は、噺家だそうです。
オレたちひょうきん族
関東での出世作は、間違いなくフジテレビの「オレたちひょうきん族」だと思います。
別の場所でも書きましたが、ブラックデビルと言う役を高田順次の降板により獲得して、ビートたけしとの共演により一期にスターダムに上り詰めました。
前半は、とにかくビートたけしに弄られる場面が多く、中盤以降は、その話術で頭角と現わしてきました。
また、タケちゃんマン以外にも各コントに出演していましたが、その真骨頂は、決められたコントをやるよりもその場その場のハプニングに対応する「対応力」だったと感じていました。
笑っていいとも!
フジテレビの笑っていいとも!では、タモリさんとの二人トークコーナーでした。
これは、明石家さんまと言う芸人のいい面を全面に出したコーナーではなかったでしょうか!
何の脈絡もなく、タモリさんと出てきて、本当のフリートークでした。
勿論、いつもではないですが、最悪はとりあえず出て15分なりを2人で喋り切ると言うのは、新鮮でした。
さんまのからくりTV
TBSでは、さんまのからくりTVが代表作でしょう。
投稿されたビデオを見ての番組でしたが、さんまのパネラーへの対応力と素人への対応力の両方がいかんなく発揮された番組だったと思います。
名物コーナーも多数あり、「ご長寿クイズ」「替え歌」「ビデオレター」など笑いあり、涙ありでした。
番組は、残念ながら終了しましたが、特番としては復活して欲しいものです。
恋のから騒ぎTV
現在の日テレ「踊るさんま御殿」に繋がる番組でもありますが、「恋のから騒ぎ」は忘れてはならない番組です。
この番組からは、西川史子、小林麻耶・麻央姉妹、塩村文夏などの多くの女性タレント等を輩出しました。
しかし、この番組での最大の功績は、ひな壇に並んだ出演者から話を聞くスタイルにあると思います。
それまでも近しい事はありましたが、あくまでもプロの方同士だったと思いますが、さんまは、素人相手でも出来ると言うことを見せつけました。
この番組の最後は、フジテレビのオレたちひょうきん族の様にお仕置き部屋と言うコーナーがあり、どんなにきれいな女性でもさんまにピコピコハンマーで叩かれていました。
お笑いBig3
80年代以降、お笑いのBig3として、ビートたけし、タモリ、明石家さんまの3人があげられる。
ビートたけしとタモリは、陰と陽と言う感じで、明るい笑いのビートたけしと元々がアンダーグランド出身のため影のあるタモリの笑いと言う物がありました。
この二人は、中々一緒に出演する事はなかったのですが、さんまは苦もなく2人と共演をしている。
つまり、この2人とは異なる笑いをしていると言う事だ。
3人としては、夢列島での共演やゴルフなどが有名だが、何と言ってもさんまの車を破壊する車庫入れだろう。
流石に、この2人が揃うとさんまは弄られキャラになる様だ。
明石家さんま
さんまは、他の80年代の芸人と異なり本当にお笑いだけでここまで来たと言ってもよい。
ビートたけしは、お笑い以外に文化人としての側面があり、タモリは元々が音楽や歌、深い知識などお笑い以外に才能がある事から文化人として、音楽家としての一面があります。
親友と言っていい伸助も政治などの分野に広がり、鶴瓶は、バラエティーだけではなくトーク番組やぶらり番組などもレギュラーでもっているが、比較的お笑いに近い感じがある。
さんまもなくはないが、ドラマの出演もありますが、極端に少ないと言っていいでしょう。
本当に話芸に特化した芸人だと思います。
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