痛快なりゆき番組 風雲!たけし城

1980年代にTBSで放送していた「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」を覚えている人はどれくらいいるだろうか?
たけし城

たけし城のゲーム内容

痛快なりゆき番組 風雲!たけし城は、広大な敷地にセットを組み、素人参加型の番組でした。
目的としては、たけしが城主をしている「たけし城」を谷隼人扮する「隊長」率いる素人軍団が攻略すると言う内容でした。
谷隊長

たけし城の戦闘

内容としては、上記の通りですが、簡単にはたけし城まで行く事はできません。
途中で、たけし軍団などが、罠を仕掛けており
・滑る坂
・泥沼
・沈む石のある池渡り
・怪物の居る迷路
・揺れる吊り橋渡り
などなど、障害を越え、たけし城前でのゴーカートでの戦闘に勝つ必要があります。

たけし城の影響

痛快なりゆき番組 風雲!たけし城の影響としては、海外でも同様の番組が作られたと言う事です。
アメリカでは、「Most Extreme Elimination Challenge」と言う名前で放送されており、人気を博しています。
Most Extreme Elimination Challenge
その他、多くの国で放送されています。

この番組が終了した後もTBSは、「筋肉番付」「SASUKE」「DOORS」と言った大掛かりなセットでのバラエティー番組を作り続けています。

たけし城の思い出

痛快なりゆき番組 風雲!たけし城の思い出としては、公園や校庭で同じ様な遊びをしたと言う事です。
当時は、たけしと言えばフジテレビのオレたちひょうきん族での「タケちゃんマン」でも真似をする小学生はいましたが、たけし城は、複数人いないとできないので、結構ハードルが高かったイメージがあります。

でも、体育館でバレーボールを使って、平均台を渡る友達にバレーボールをぶつけたり、水鉄砲で打ちあったりと影響はありました。
主に男子が主体でやっており、女子の参加を促しても嫌がれると言うのはどこの小学校でも同じだったのではないでしょうか?

この番組で残念だったのは、途中でビートたけしが居なくなってしまった事です。
覚えている人も多いと思いますが、「ビートたけしフライデー襲撃事件」が発生します。
この事件は、ビートたけしが当時交際していた女性に対してフライデーの記者が強引な取材をしたことにより女性が怪我を負ってしまった。
これに激怒したビートたけしがたけし軍団を引き連れて講談社に襲撃をしてそのまま現行犯逮捕された事件です。

勿論、暴力はいけないのですが、女性のために行ったことでの同情などいろいろと報道がありました。
こども心にそんなことはどうでもいいから帰って来て欲しいという思いしか有りませんでした。

因みに、遊園地などでゴーカートがあるとついたけし城の癖でぶつけてしまったりすることはまだ、有ります。