ドリフの大爆笑は、1970年代から2000年代にドリフターズのリーダー、いかりや長介が亡くなるまで不定期に放送されていたフジテレビで放送されていたコント番組です。
オープニング
フジテレビで放送されていた「ドリフの大爆笑」に関しては、やっぱり、あのオープニングが印象的だと思います。
子供ながらに結構な年齢になっても、このオープニングだけは、古い物を使っており、ギャップがあったことを覚えています。
ある意味、狙いだはないのかと勘繰ったほどです。
作り込まれたコント
フジテレビの「ドリフの大爆笑」とTBSの「8時だョ!全員集合」の大きな違いは、観客のありなしと生放送なのか録画放送なのかの違いだと思います。
8時だョ!全員集合では、舞台と言う事で色々な制約があるなかでコントなどを行う必要がありますが、ドリフの大爆笑は、スタジオでの録画ですので、セットも時間もかけて作る事が出来ます。
導入も、いかりや長介の語りから始まります。
コントのタイトルを言ってからコントに移ります。
8時だョ!全員集合では、生であり、舞台ですから、バタバタ感が否めませんが、収録のいい分かと思います。
また、コントの舞台も大がかりなセットも組む事が出来ますので、種類、質ともに凝縮されていました。
それが仇となってレギュラー化できなかったのではないでしょうか?
お約束
ドリフの大爆笑のお約束と言えば、「もしもシリーズ」と「かみなり様コント」ではないでしょうか?
勿論、その後単独の番組となった志村けんの「バカ殿シリーズ」や、ドラマなどのパロディーコント、「バカ兄弟コントシリーズ」「夫婦コント」などなど色々とあるが、この二つのコントは、無くてはならない、そしてドリフの大爆笑らしいコントだと思います。
もしもシリーズ
もしもシリーズは、本当に多く作られたコントで、沢山作れるテーマでもありました。
・婦警
・バスガイド
・蕎麦屋
・ホテル
・やくざ
・などなど
ドリフの大爆笑のメインコンテンツと言ってもいいと思います。
この流れは、その後、「こんな○○は嫌だ!」みたいなダウンタウンのコントや、バカリズムのめくり芸などに影響を与えたのではないでしょうか?
かみなり様コント
このコントは、珍しい事にドリフターズの2枚看板加藤茶、志村けんが出演しないコントです。
いかりや長介、高木ぶー、中本工事の3人がかみなり様となり、愚痴を言ったりするコントですが、メインは、高木ぶーだったと思います。
長椅子に横一列で並んで座っているのですが、最後は、立ちあがってしまうので、椅子が傾きだれかが転げるのがオチになっていました。