お笑い番組の定番として「CMパロディー」と言うジャンルがある。
この傾向がみられる様になったのは、1980年代からが顕著でした。
流行のCM
小学館の「ピッカピカの一年生」は、シリーズ化されました。
宮崎美子主演で話題だった「いまのキミはピカピカに光って」は、ちょっと眩しいCMでした。
樹木希林、岸本加世子主演「そうでない方は…それなりに写ります」、樹木希林さんは、今も昔もおばあちゃんです。
戸川純主演のTOTOウォシュレット「お尻だって、洗ってほしい」、今は、普及していますが、このCMの意味が最初分かりませんでした。
パイポの「私はこれで会社をやめました」は一世を風靡しました。
明石家さんまがやった「幸せってなんだっけなんだっけ」は、さんまさんが音痴なのが分かりました。
高田純次主演「5時から男のグロンサン」は、その後の高田さんのイメージを確立したCMだと思います。
金鳥ゴンの「亭主元気で留守がいい」は、父親の地位が暴落する正にその時です。
時任三郎主演「24時間戦えますか」は、歌も発売され、俳優と言うイメージだった時任さんのイメージも変わりました。
井上陽水のセフィーロ「お元気ですか~」は、陽水さんのまったりとした言い回しが何ともいえず、良く真似をした物です。
大原麗子の「すこし愛して、なが~く愛して」は、当時のお父さん世代には堪らないCMでした。
CMパロディー
8時だョ!全員集合では、CMパロディーの記憶ありません。
フジテレビで放送していた「ドリフ大爆笑」で、CM撮影に大物演歌歌手として加藤茶がふんして、牛乳を何度も飲むというコント(志村やいかりやもやっていた?)に記憶はありますが、8時だョ!全員集合ではなかったと思います。
片や、オレたちひょうきん族では、沢山のパロディーが作られました。
その後のウッチャンナンチャンのやるならやらねば!でもCMパロディーは作られていましたが、これは、番組の構成だったりの関係でこうなった物だと思います。
また、オレたちひょうきん族の場合、CMに明石家さんまやビートたけしが実際に出演していたこともあり、パロディーが作りやすかったと言う事情もあると思います。
また、オレたちひょうきん族では、意外とゲストをむかえて色々なコントやコーナーに出していたと言う経緯があり、面白いCMパロディーが量産されました。
現状
現状では、コント番組自体が少なくなっており、フジテレビの「めちゃめちゃいけてる」が今だにCMパロディーを作っています。
しかし、どちらかと言えば、Youtubeでの一般の方が作るパロディーの方が増えてきている感じがします。
そして、元々のCM自体が面白いCMを目指す傾向にあり、「銀のさら」はその最たるものかと思います。