オレたちひょうきん族で生まれたギャグ、コントなど沢山があるが、その内の一つを紹介したいと思います。
ラブユー貧乏
ラブユー貧乏は、何人トリオ(メンバー:村上ショージ、Mr.オクレ、前田政二の3人)がロス・プリモスが毎回生歌で歌うラブユー東京の替え歌「ラブユー貧乏」のメロディにのって、貧乏ネタを話すのですが、必ず、明石家さんまが視聴者からの投稿ハガキ(本当かやらせかは不明)を読み、何人トリオに突っ込みを入れながら進行していきます。
何人トリオ
それぞれのメンバーに当時は、印象がなく、明石家さんまが居て初めて面白いメンバーでした。
村上ショージ
何人トリオではリーダー的な存在でしたが、元々がそんなに存在感のないキャラの為、目立っていませんでした。
「ドゥーン!」などのギャグが有名です。
Mr.オクレ
目立たない中でもその「陰」なイメージが強いオクレさん。
声も小さく、印象もうすく、但し、それがつき抜けているとテレビタレントに向いている感じがします。
前田政二
当時から謎でした。
そして、現在も謎です。
ロスプリモス
ムード歌謡の大御所です。
当時も思いしたが、よくこのオファーを受けてくれたとただただビックリしてしまいます。
この「ラブユー貧乏」は、ロスプリモスの「ラブユー東京」の換え歌なのですが、何人トリオのネタとさんまの突っ込み、そして歌唱力に裏打ちされた歌が加わって初めて面白いと思います。
もし、違う方が歌ったとしたらここまで面白くはなかったと思います。
また、歌詞が、1番から3番になるにつれて、ちゃんと物語になっている点も秀逸です。
1番
お金だけが
生き甲斐なの
忘れられない
2番
明日からは
お金なしで
生きてゆくのね
3番
お馬鹿さんね
お金だけを
信じた私
貧乏
オレたちひょうきん族の頃は、丁度、バブルの頃でした。
つまり、「貧乏」って何?と浮かれたいた時代です。
その真っ只中にこの歌は、本当に時代を皮肉った部分と売れない芸人の悲哀がうまく融合していると思います。
学校などでちょっと貧乏ネタっぽい物があると歌う子がいましたが、何人トリオのネタ部分に関しては、真似が出来ず、爆発的なヒットにはなっていませんでした。
タグ: 80, TVtalk, オレたちひょうきん族, ラブユー貧乏