おでん芸

バラエティーでの「リアクション」と言えば、今で言えば、ダチョウ倶楽部、出川哲郎などが有名ですが、1980年代のオレたちひょうきん族の中では、演者全員がリアクションを求められていました。

この当時のフジテレビは、「たのしくなければテレビじゃない」の合言葉のもと、結構な事をしていました。
今では、そんな風には見えませんが、明石家さんまさんやビートたけしさんもタケちゃんマンの中で痛い、熱い、冷たい、粉まみれになっていました。
特に、片岡鶴太郎さんの「おでん芸」は、すでに名人芸と言っていいでしょう。

この「おでん芸」ですが、現在は、同じ事務所の後輩、ダチョウ倶楽部の持ちネタとなっています。
昔は、本当に熱いおでんを使っていた様ですが、現在は、ダチョウ倶楽部のマネージャーが熱いと安全のギリギリの温度管理をしているそうです。
また、関東と関西では、おでんに対するリクエストも異なっており、関西は、本当に熱い、出川さんが言うところの「リアルガチ」で熱いおでんを使うことを求めてくるそうです。
関西のお笑いに対する拘りを感じますが、リアルなリアクションをするよりも安全なおでんでやる方が「芸」っぽいですよね。

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