ルビーの指輪

現在、歌番組が少なくなっているので歌を聴く機会としては、町中の方が色々な音楽が溢れています。

私が小さかった頃、嫌というほど流れていたのが「ルビーの指輪」です。

ベストテンで連続12周1位という偉業を達成し、テレビでも町中でもどこでもルビーの指輪が流れていました。
セールス的には、134万枚と思ったほど売れていない(実感としては、400万枚ぐらい売れている感じ)のですが、とにかく凄かったです。

子供たちが歌うにしては、抒情がありすぎるのでやはり大人の曲だったと思います。
歌っているのが、寺尾聰さんでしたが、この方、劇団民芸の宇野重吉さんの息子さんにしてザ・男「石原軍団」所属です。
当時は、西部警察とかで刑事役をされていたと思いますが、ドンパチするイメージが強く、同じ人が歌っているとは思えませんでした。

現在、カラオケなどに行く機会があると、この曲を歌う事があります。
やっぱり、この年代にならないとこの曲の良さは分からないのだと思います。

しかし、この曲は、「こんなお経みたいな曲が売れるわけがない」と当時の専務が難色を示したそうですが、社長の石原裕次郎さんの「いいじゃないの」の一言でレコード化が決定したという逸話があるそうです。